業種別 · 医療・病院

臨床工学と施設管理をつなぐ、病院の設備管理・医療機器保全システム

病院では、人工呼吸器の点検の遅れ、不合格となった校正、記録のない発電機の試験は、書類上の不備では済みません。患者安全の問題であり、監査での指摘事項です。FreeMaintは、臨床工学部門と施設管理部門に、すべての医療機器と設備をまとめたひとつの台帳を提供します。予防保全計画、点検、校正記録、そして監査担当者が1行ずつたどれる履歴を備えています。

対象プラン Core(無料)対象プラン Starter· $29/月(1社あたり)対象プラン Business· $99/月(1社あたり)対象プラン Enterprise· $299/月(1社あたり)

Free your maintenance · Core プランは無料、ユーザー数無制限、クレジットカード不要。

要点

病院の設備管理システムとは、医療機器と建物設備の台帳を管理し、予防保全と点検を計画し、すべての作業・校正・証明書を日付、技術者、結果とともに記録するCMMSです。FreeMaintは、作業指示、資産、時間基準の予防保全を無料のCoreプランで提供し、校正、電子署名、コンプライアンスレポートは有料プランで利用できます。

更新日 2026年9月27日

臨床工学部門と施設管理部門が得られるもの

医療機器と設備をひとつの台帳に

人工呼吸器、輸液ポンプ、生体情報モニター、オートクレーブ、発電機などを、シリアル番号、メーカー、型式、購入日、保証、重要度とともに登録します。施設、建物、フロア、部署の階層に配置し、取扱説明書や写真を添付できます。

対象プラン Core(無料)

メーカー推奨間隔に基づく予防保全計画

機器の種類ごとに保全計画を設定します。輸液ポンプは四半期ごと、人工呼吸器は年2回、心電計は年1回など、取扱説明書の指示どおりに設定できます。作業指示は期日どおりに生成され、固定カレンダーモードを使えば、作業の完了が遅れた場合でも法定点検の日程はずれません。

対象プラン Core(無料)

病棟からの故障依頼

看護師や病棟スタッフが機器や部屋のQRコードを読み取り、数秒で故障を報告できます。依頼は適切なチームに届き、技術者はモバイルアプリで対応します。アプリは地下や機械室でもオフラインで動作し続けます。

対象プラン Core(無料)

点検チェックリストと月次グリッド

紙の巡回シートをチェックリストに置き換えます。人工呼吸器のアラーム、酸素供給、フィルター、バッテリーなどです。月次グリッドには機器ごとに12か月分の結果が表示され、不合格の項目から是正の作業指示を自動で作成することもできます。

対象プラン Starter

証明書付きの校正台帳

複数の測定点について、調整前と調整後の測定値を記録します。合格・不合格・調整済みの判定は公差に照らして自動計算され、証明書はPDFで印刷できます。公差外の結果から作業指示を作成したり、機器を使用停止にしたりすることもできます。

対象プラン Business

署名付きの作業記録

技術者と監督者が、作業指示の完了や点検に画面上で署名します。各署名には署名者、タイムスタンプ、承認対象が記録されるため、「誰がこの機器の使用を再開させたのか」という問いに答えられます。

対象プラン Business

監査に耐える証跡と高度な計測管理

Enterpriseでは、コンプライアンスPDFレポート、検証可能な監査チェーン、署名前の再認証、公差外の結果が出た後の逆トレーサビリティ、測定不確かさ、ゲージR&R、偏差の傾向分析、校正間隔の提案が加わります。

対象プラン Enterprise

病院の設備保全は、稼働率だけでなく監査の問題でもある

生体情報モニターが故障すれば手術が遅れることがあります。期日どおりに保守されなかったポンプは、治療の遅れにつながりかねません。病院の機器の故障は患者に直接影響します。だからこそ規制当局や認定機関の審査員は、機器が今日動いているかどうかではなく、予定どおりに保守・試験・校正されたこと、それを誰が行い、どんな結果だったのかという証拠を求めます。

その証拠を示すのは、履歴がバインダー、外部業者のサービスレポート、担当者のいないスプレッドシートに散らばっている状態では困難です。間隔の異なる数百台の機器、有効期限がばらばらの証明書、清潔区域・集中治療室・手術室での作業が重なれば、抜け漏れは避けられません。FreeMaint Research(2026年)によると、保全拠点の27.1%は予防保全をまったく記録しておらず、作業に占める予防保全の割合の中央値は22.5%です。

  • 患者安全:使用できない人工呼吸器や除細動器は、単なるダウンタイムではなく臨床上のリスクです。
  • トレーサビリティ:すべての点検、修理、校正に日付、技術者、結果が必要です。
  • 台数:数百台の機器それぞれに、メーカー推奨の間隔と証明書があります。
  • 重要区域:手術室、ICU、清潔区域での作業は、診療の予定に合わせて計画しなければなりません。

臨床工学部門と施設管理部門を同じシステムで

臨床工学部門は、画像診断装置、人工呼吸器、モニター、輸液ポンプ、透析装置、検体検査装置を担当します。施設管理部門は、発電機、医療ガスのアウトレット、手術室の空調、滅菌設備、給排水設備、エレベーターを担当します。どちらのチームも同じ監査担当者に説明責任を負うため、同じ台帳で管理するのが自然です。

機器を部署(循環器科、ICU、検査部、手術部、薬剤部)ごとに整理すれば、各部署は自分たちの機器を確認でき、中央のチームは建物をまたいで計画を立てられます。資産のステータスで、稼働中、劣化、停止、メンテナンス中の状態がわかります。機器を「停止」にするとダウンタイム期間が始まり、稼働率や平均故障間隔(MTBF)の数値に反映されます。Starterプラン以上では、各資産に番号、発行機関、有効期限付きの証明書を登録でき、期限の30日前、15日前、7日前にアラートが届きます。

校正が不合格になったとき:対応を最後まで完結させる

Businessプランでは、各校正記録に、すべての測定点の公称値、公差の上下限、調整前と調整後の測定値を保存します。判定は入力ではなく計算で決まるため、後から甘く書き換えることはできません。計器ごとに設定できる2つのオプション(初期設定はオフ)で、対応を完結させられます。記録に紐付いた是正の作業指示を作成するか、計器を使用停止にして隔離するかです。

Enterpriseプランでは、逆トレーサビリティにより、最後に合格した校正以降にその計器で行われた測定が一覧表示されるため、影響を受けた可能性のあるものを確認できます。不確かさと試験不確かさ比(TUR)は証明書に印刷され、承認時には署名者にパスワードの再入力を求めることもできます。

FreeMaintが行わないこと、そして規制との関係

FreeMaintが管理するのは機器であり、患者ではありません。病床管理や患者管理の機能はなく、病院情報システムとの連携もありません。また、電気安全試験器を制御することもありません。IEC 62353の定期試験の結果は点検として記録するか、試験器のレポートを資産に添付してください。作業指示には患者を特定できる情報を記載しないでください。

IEC 62353、EUの医療機器規則(MDR)、製造業者側のISO 13485、各国の医療機器管理に関するガイダンスといった枠組みが、病院が記録すべき内容を形づくっています。FreeMaintは、その記録を漏れなく、すぐに取り出せる状態に保つための手助けをします。認証ではなく、貴院の品質マネジメントシステムに代わるものでもありません。

FreeMaintで病院の運用を始める

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    機器台帳をインポートする

    現在の機器一覧をエクスポートし、シリアル番号、設置場所、部署を保ったままスプレッドシートからインポートします。登録時に「ヘルスケア」の業種を選ぶと、MRI、CT、人工呼吸器、オートクレーブ、生体情報モニターといった例のデータを読み込めます。使い方を確認したら削除してください。

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    予防保全計画を作成する

    機器の種類ごとに、メーカー推奨の間隔と作業のチェックリストを備えた保全計画を1つずつ作成します。法定点検には固定カレンダーモードを使います。

  3. 3

    点検の巡回を組み立てる

    紙の様式を、人工呼吸器の月次点検などのチェックリストに置き換え、対象となる機器に紐付けます。

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    校正と証明書を記録する

    計器ごとに間隔と公差を設定し、校正のたびに記録して、証明書を機器と一緒に保管します。

  5. 5

    次の監査に備える

    バインダーから履歴を組み立て直すのではなく、作業指示、点検、署名、証明書を含む任意の機器の全履歴を取り出します。

FreeMaintとよくある代替手段の比較

必要なことFreeMaint紙とスプレッドシート汎用のチケット管理ツール
シリアル番号と履歴を備えた機器台帳あり。機器ごとに作業指示と文書を管理ファイルやバインダーに散在チケットはあるが、実質的な資産記録はない
メーカー推奨間隔に基づく予防保全作業指示を自動作成、固定カレンダーにも対応手作業のリマインダー通常は標準機能にない
調整前・調整後の値と証明書を伴う校正あり(Businessプラン以上)別々のスプレッドシートとPDFなし
公差外の結果へのフォローアップ計器ごとに作業指示の作成または隔離を選択可能誰かが気づくかどうか次第なし
監査のための証拠機器ごとの履歴、署名、Enterpriseではコンプライアンスレポート訪問のたびに手作業で作り直すチケットのエクスポートのみ
費用モデル無料のCoreプラン。有料プランは会社単位で、ユーザー単位ではないライセンス費用はないが、人件費が高い担当者単位の料金が多い

よくある質問

医療機関向けのCMMSとは何ですか?

医療機関向けのCMMSとは、病院やクリニックのための保全管理ソフトウェアです。医療機器と建物設備の台帳を管理し、予防保全と点検を計画し、修理依頼を管理し、すべての作業、校正、証明書について、日付と担当者が明らかな記録を監査のために残します。

どのような機器を管理できますか?

あらゆる機器と設備を管理できます。心電計、人工呼吸器、輸液ポンプ、生体情報モニター、除細動器、無影灯、画像診断装置(X線、超音波、CT、MRI)、透析装置、検体検査装置、滅菌器やオートクレーブ、さらに発電機、医療ガス、空調、エレベーターまで対応します。資産の数に上限はなく、無料のCoreプランでも同様です。

機器が保守されていたことを、監査担当者にどう示せばよいですか?

機器を開いて、その履歴を示します。日付、技術者、実施内容、使用部品、結果を含む各作業指示、そして各点検と、証明書付きの各校正記録です。Businessプランの電子署名を使えば完了記録に署名が付き、Enterpriseではコンプライアンス用のPDFレポートと検証可能な監査チェーンが加わります。

機器が校正で不合格になった場合はどうなりますか?

記録は自動的に公差外としてマークされます。その計器で有効にしていれば、FreeMaintは記録に紐付いた是正の作業指示を作成し、機器を隔離することもできます。Enterpriseでは、逆トレーサビリティにより、最後に合格した校正以降に行われた測定が一覧表示されます。

FreeMaintは患者データを保存しますか?

そのようには設計されていません。FreeMaintが管理するのは、機器、場所、保全作業です。患者管理や病床管理の機能はなく、病院情報システムとも連携しません。作業指示や依頼には、患者を特定できる情報を記載しないでください。

FreeMaintで電気安全試験を実行できますか?

いいえ。IEC 62353の定期試験などの試験は、お手持ちの試験器で実施します。FreeMaintはその結果を点検として記録するか、試験器のレポートを資産に保存し、次回の試験を計画します。

病院で使う場合の費用はいくらですか?

Coreは、ユーザー、資産、作業指示が無制限で無料です。Starterは月額$29、Businessは月額$99、Enterpriseは月額$299で、いずれも会社単位の料金です。技術者の人数には左右されません。校正と電子署名はBusinessに、高度な計測管理とコンプライアンスレポートはEnterpriseに含まれます。

すべての機器とすべての点検を、ひとつの台帳に

無料のCoreプランで、機器台帳と予防保全計画から始めましょう。監査で必要になったら、点検、校正、署名を追加できます。

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